2008年 5月18日 ポイント 食見海岸(巨根) 水温 20℃ エントリー 約40分 with… mayu、NAKA、アジコバ、パパラ、秘密のよしりん(ゲスト) |
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「オープニングくらいは全員でやろうぜ」 そんな呼び掛けのもと、今年もあの海馬鹿ヤロウが帰ってきた。 いつもの鯖街道を北上する車内はオープニングという一大イベントにもかかわらず、まったりモード。3度目のシーズンにして、メンバーのボルテージはやや下降気味。なぜ?だって、久々の早起きが辛い!!そんなうみうし部だが、やはりアレを前にしては、テンションを抑えきることができなかったようだ。 そう、スーパーセンター「プラント」である。今年ももちろん開店時刻(AM9:00)と同時に入店。お決まりの農業コースからのエントリーとなった。作業着ブラウス姿のマネキンが出迎える。斬新なコーディネートに圧倒され、少しずつテンションが上がる。やはり最も気になるのが惣菜コーナーであろう。高騰ラッシュの中、さすがのプラントも値上げは致し方なかろうと覚悟していた。期待と不安が入り混じる中、足早に惣菜コーナーへと向かう。…だが、プラントは我々を裏切らなかった。 「昔なつかし18円コロッケ」 そこには、時代の荒波に悠然と立ち向かうプラントの姿があった。値段据え置き。惣菜コーナーにてメンバーと無言のハイタッチ。言葉にならない感動を分かち合った。「10コ買っても=180円」この数式は今年も健在であった。心の底から、ありがとうを伝えたい。そして、今年もよろしくな!プラント!惣菜コーナーで気分が良くなったので、鮮魚コーナーにて刺身用のスズキを半身購入。オープニングに相応しいメインディッシュを調達したうみうし部であった。 |
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プラントを後にし、に北上する。田烏トンネルを抜ければ海。日本海のベタ凪が我々を迎えた。見たところコンディションは最高のようだ。 食見の海浜センターへ到着。この日、ポイントはここしかないと決めていた。 解禁前の日本海、なるべくトラブルのない場所で素潜りをしたい。そんなわけで、わざわざ許可を取る必要もないのだが、念のためセンターの受付にシュノーケルの許可を取る。いつものように、快くOKして下さり、食見湾の横にある遊歩道からエントリーをさせていただくことになった。 |
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日が昇り始め、暖かさが増す。ウエットスーツなら汗ばむくらいだ。今年初の素潜り。ビーチエントリー間際、海に一礼、安全祈願の日本酒を、器材と海にふるまう。サルパの苦い思い出が甦える中、切り込み隊長のNAKA氏がエントリー。 「寒っ」が、少しずつ馴れてきた。スントで水温を確認すると、水面は20℃であった。快適レベルである。だが、海の状況は生理的に厳しかった。気温上昇により夜光虫が大発生!軽く潜ってみると、透明度はそこそこ10mはあるのだが、リバースする水面20〜30センチ間は正に地獄だ。人差し指ほどの夜光虫にシャワーを浴びせられることになるので、メンバー共々ブラックアウト寸前まで、水中にてドルフィンスイムを繰り返す。なんとか巨根ポイントへたどり着くも、夜光虫の猛威は収まらない。が、人間の馴れとは恐ろしいもので、そのうち夜光虫がどうでもよくなってきた。巨根ポイントにはメジナやスズメダイ、そしてイシダイygが群れをなし、その観察に酔いしれた。 |
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計画通り遊歩道先にあるビーチでエキジット。ビーチで留守番をしていたアジコバ氏と共に、海浜センター裏へ歩いて帰還した。 |
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決起会開始。アジコバ氏がアジとスズキの造りをこしらえてくれた。ゲストである秘密のよしりん氏もやってきて、決起会は更に盛り上がった。 気がつけば、トンビが上空を舞っている。どうやらアジの刺身が目当てらしい。 トンビに向かって、「ホーイ、ホイホイ!」と奇妙な呪文を唱えてみる。その掛け声につられたかはどうか不明だが、アジの内臓を天空へ差し出すと、トンビが華麗なキャッチングを魅せる。その姿をしばし眺めつつ、各自海の余韻に浸った。まったり2時間ほど決起会を行ったあと、撤収。念のため海浜センターの方にお礼を言う。ついでにサルパ襲来情報もチェックしておいた。 |
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決起会終了。恒例の梅風呂へ向かう。 あいにく館長はカヌーのガイドで留守であったが、新しい従業員の方に頼み込んで風呂を利用させてもらった。8ヶ月ぶりに梅風呂を利用してみると、アメニティ類がパワーアップしていて、快適レベルがUPしているではないか。今回も気持ちよく利用させていただき、梅風呂を後にする。 |
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うみうし部は「塩坂越」へ向かった。うみうし部誕生のきっかけとなったホームへである。昨年、港の拡張工事のため、残念ながら後半はほとんど利用することができなかった。塩坂越の洞窟にもまだ辿りついていない。延長された防波堤に車を止める。どうやら工事は終了しているようだ。砂浜が半分以上削減されてしまったことは、残念だが仕方ない。景観はすっかり変わってしまったものの、あの頃の塩坂越と何も変わらない。 浜辺へ降りてみると、2台のカヌーが岸辺へ帰ってきた。ん?あれは… 「おーい館長!」 「あっ…お久しぶりです!!」約8ヶ月ぶりの再会であった。 梅風呂の館長は、風呂しか利用しない厚かましい我々の顔をとてもよく覚えていてくれていた。 思わぬところで、思わぬ再会。 海の恩恵に、感謝せずにはいられなかった、うみうし部2008年オープニングであった。 |
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最後はもちろん、王将の餃子!
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